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| 焼肉の巨人達 その5 |
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「焼肉とブルースギターと時々酒」
昭和50年、大阪の街はブルースが流行っていて、
エリッククラプトンやBBキング、優歌団、Tボンウォーカー辺りが好きで、
友達とバンドを組んで一生懸命コピーしていた。
調理場で肉をさばいている時、左の人差し指をパックリ切ってしまったが、
次の日曜日、バンドの練習で「F」を3本の指でおさえたらみんなに褒められた。
土曜の夜は決まって先輩に飲みに誘われた。
酒はあまり強くないのだが、断れない。すさまじい先輩だからだ。
まず、行き着けのスナックのドアーは蹴って開ける。
ベロベロになるまで飲む。
そして、客とケンカ。(毎回)
帰りは先輩のスカGで、ベロベロ運転で120キロで帰る。 何度も恐ろしい目にあった。
それがトラウマかどうかは知らないが、今も酒はほとんで飲まない。
その先輩も、今は自分の店を持ってとても優しいお父さんだ。
何年か前に20年ぶり尋ねた時、二人で酒を飲んだら、二人共うれしくて泣きじゃくってしまった。
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…… おわり ……(焼肉の巨人達はこれにて完結になります)
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